中小企業診断士二次試験対策(書く編)

投稿者: | 2018年9月2日

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2次試験に向けて残り8週となりました。そろそろ、どのように設問や与件を読んで、どのように考えるかの枠組みはできてきた頃ではないかと思います。まだできてないという方はこちらをご覧ください。

さて、今回は読む・考える・書くのうち、最後の「書く」パートです。どんなによく読んで、うまく考えても、書けないと成果はゼロです。どのように書くかを一緒に確認していきましょう。

一文は長くても60字程度に収める

二次試験は模範解答が公開されません。しかし記述式の試験である以上、AIが発達した今日であったとしても、人間が採点をしていることはほぼ間違いがないでしょう。ということは、読み手が読みやすい日本語を書いてあげることが最低条件となります。

採点者がどのようにして何を基準に採点しているのかはわかりませんが、相手が人間である以上、「読むのにストレスがかかる文章」を読まされると気分が良いものではありません。さらに、これも想定ですが、採点者は何人もの答案を採点している可能性があります。当然、疲れます。疲れているときに汚い字の解答や読みづらい日本語を読まされると、仮に解答が正解だったとしても、バツをつけてしまう可能性だってあるわけです。

ですから、読みやすい日本語を書いてあげること、これが最も重要です。そして、読みやすい日本語の条件の一つとしてあげられるのが、「一文が短いこと」です。一文を短くすると、その中に主張を含めなければいけないので、必然的に簡潔で言いたいことが明確な文章になります。短いといってもケースバイケースですが、長くなったとしても60字には抑えるぐらいのつもりでいましょう

主語を明確にする

長くても60字の文章であっても、主語と述語が書いてなかったらちぐはぐな文章になって読みづらくなります。ですから、日本語の大原則である主語を明確に書くようにしましょう。もちろん、文字数制限が非常に少ない(30字など)場合は、主語を書く分別の言葉で埋めてリスクを回避するという手もあります。しかし、そのようなケースは稀です。設問の多くは100字で書かせるものとなっています。ですから、主語を明確に記載して簡潔な文章を書くように何回もトレーニングをしましょう。

与件の言葉をそのまま使う

最後のポイントは、「与件の言葉はそのまま使う」ということです。

たとえば、平成29年度の事例Ⅱの第1問であれば、

B 社について、現在の a)自社の強みと b)競合の状況をそれぞれ 60 字以内で説明せよ。

という問いに対して、以下のような解答が考えられます。

  1. 「B社の強みは、睡眠状況を聞きながら商品を進める接客と手作りのノベルティ、シルバー世代に関する顧客データベースである」(57文字)
  2. 「競合は幹線道路沿いの大型スーパーで、高品質な商品が少なく、従業員もほとんどおらず、顧客に十分な説明ができていない。」(57文字)

これらの解答は、与件の言葉をそのまま使うよう意識して作っていますが、たとえば上記a)の「顧客データベース」を「顧客DB」と書いてしまわないようにしましょう。何故かと言うと、「DB」という略語を出題者や採点者が「データベース」と解釈してくれる保証がないからです。もしかしたら、音量の単位である「デシベル」の略と勘違いをしてしまうかも知れません。

先に書いたように、読み手にとって最もストレスの少ない日本語は、「与件に書いてあるそのままの日本語」なのです。ですから、採点者にとってストレスのかからない日本語を一字一句間違わないように書いてください。

書くに至るまで、しっかりと読み込んで、解答の内容を考えるというプロセスがあります。これら全部のプロセスを完全に行って初めて書けるのです。ご自身でやって見るときは、この3つのプロセスの中のどこに弱点があるのかを明確にして、弱点を潰しながら解答プロセスを構築するようにしましょう。

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