沖縄の離島で最高ののんびり時間!久米島にいってきたよ

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土日+月曜を休暇にして久米島に行ってきました~。

結婚してから7年ほぼ毎年沖縄に行っており、その殆どが石垣島でした。石垣本島、竹富島、西表島、波照間島、小浜島そして宮古島と、八重山のあらゆる離島を生き尽くした感があったので、今回はちょっと趣向を変えて。

沖縄に行く目的はゆっくりした時間、そしてきれいな海・空を満喫することです。アクティビティをやるといってもシュノーケリングぐらい。できればゆっくり過ごしたかったので、あまり大掛かりなアクティビティなども載っていない久米島をチョイスしました。

那覇からわずか30分で行ける近場の離島

久米島は沖縄本島から西に約100km。プロペラ機で那覇空港から30分の距離にあります。ちょっと上空まで飛んだかなと思ったらすぐ着陸態勢に入るぐらいの感覚であっという間に着いてしまいました。

周りを小さなサンゴ礁にかこまれた、小さな島です。機内からもきれいな海がよく見えました。

島内移動はレンタカーがオススメ

沖縄の中で久米島は、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5番目に大きな島となっています。

しかし自動車の数はとても少なく、また周囲も60km程度で、半日あれば車で一周できてしまいます。体感だけですと、石垣や宮古の半分ぐらいの広さといった感じでしょうか。

どこまでも一面にさとうきび畑が広がり、店らしい店も島の2箇所に集中している程度。本当に小さな島なんです。だからこそ、のんびりするのにはもってこい。公共の交通機関はバスがあるにはありますが、ほとんど本数はないに等しいので、レンタカーを借りるのがおすすめです。

小さいけど雄大な名所がたくさん

半日あれば回れてしまう久米島ですが、自然が作り上げた雄大な見どころが島の周辺部に多く点在しています。

晴れてればサンセットが最高なシンリ浜

まずは空港近くのホテル、サイプレスリゾート久米島のそばにある「シンリ浜」。当日は生憎の曇り空でしたが、島の西側に位置するこの浜からはとてもきれいなサンセットを見ることが出来るそう(うう、見れなくて残念・・・天気には勝てません)。

1200万年前にできた柱状節理「畳石」

サイプレスリゾート久米島から車で30分ほどで島の東の端まで行くことができます。島の東にかかる橋を渡って奥武島(おうじま)まで行くと、そこで見ることができるのが「畳石」です。

別名「亀甲岩」とも呼ばれるこの五角形や六角形の形をした岩は、1200万年前に噴出した溶岩が冷えて固まる時にできる柱状節理というもので、長い年月の間の波による侵食で表面が平らになってできたといわれています。畳石に打ち寄せる波もとても透き通っていてきれいでした~。

島の北側の断崖から遠くの島を一望できる比屋定バンタ

奥武島をあとにして今度はしまの北側を海沿いにしばらく走ると、比屋定バンタという展望台にたどり着きます。久米島の北側は浜の直ぐ側が断崖絶壁になっており、この展望台もその絶壁の上にあります。晴れていれば遠く、粟国島(あぐに)、渡名喜島(となき)、慶良間(けらま)諸島などが見える、海抜200mの断崖絶壁。

もちろん「はての浜」も見えます。

売店で名物の紅芋ソフトを購入してパチリ。遠くに霞んで見える薄緑色の海がはての浜の方向です。

11世紀~12世紀頃のグスク時代の城跡「宇江城城跡」

比屋定バンタの直ぐ側にある側道を内陸側にしばらく道沿いに走ると、どんどん山の上の方に道が続きます。その先にあるのが宇江城城跡です。

ここは久米島で最も高い場所に位置するグスク時代の城跡だとか。文化遺産オンラインによると以下の通り。

宇江城城跡は、沖縄本島から西へ約100kmにある久米島北部山系の標高約310mの宇江城岳の山頂に築かれたグスク時代の城跡である。沖縄県内のグスクのうち最高所に位置する山城であり、久米島のほぼ全体を眺望できる。城跡の築城年代は記録がなく不明であるが、伊敷索(ちなは)按司(あじ)の長男である久米(くめ)仲城(なかぐすく)按司が築いたとされ、第二尚氏尚真王の1510年(1506年説もある)に琉球統一の過程で滅ぼされたという。城跡は、山頂の尾根沿いに、最高所の東端部に一の郭を、その西側の一段下がった所に二の郭を、さらに下がって三つの郭を配し、その周辺に腰曲輪群、南面するグスク道(神道)の両脇に平場群を配する構造である。城壁の石積みは、一の郭の虎口(こぐち)部分周辺のみに珊瑚石灰岩の切石が見られるほかは、周辺で採れる板状の輝石(きせき)安山岩(あんざんがん)を使用する。発掘調査によって建物跡等を検出し、出土遺物は、主に一の郭や二の郭で多く出土し、青磁の碗・皿・酒会壷等多くの中国陶磁器がある。
このように、宇江城城跡は、久米島支配の拠点として、久米島全体を見下ろす山岳頂部に築かれ、多数の腰曲輪群と平場群を備えた堅固な山城跡であり、沖縄におけるグスク時代の政治・軍事の様相を知る上で貴重である。

島全体を一望できるとっても気持ちのいい史跡です。

子宝のパワースポット「ミーフガー」

城跡から比屋定バンタまで降り、そこから道沿いにしばらく走ると、「ミーフガー」への入口を示す標識が出てきます(見えづらいのでゆっくり運転したほうがいいかも)。

そこから海岸の方に少しだけ車を走らせると、ミーフガーと呼ばれる巨大な岩が見えてきます。ミーフガーとは方言では、「女岩」を意味し、この岩を拝むと子宝のご利益があると伝えられ、子どもを望む多くのカップルが耐えずやってくるそうです(私たちはあとから知りましたw)。

近くは波が荒く、足元が悪いのでスニーカーで行くことをオススメします。

久米島に到着したのは朝の11:00頃。そこからレンタカーを借りてあちこち写真を取りながら回ってホテルについたのが15:00過ぎ。史跡あり、パワースポットあり、断崖絶壁からの絶景ありで、のんびりドライブをするには最高の島です。

久米島のアクティビティとグルメについては別の記事で。

ぜひちょっとした休暇で行ってみてください。

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