家族がうつ病に・・・そのときあなたができることは

投稿者: | 2018年12月6日

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テレビでパワハラなどが当たり前に報じられるようになった今、うつ病と診断されて仕事を休むという話も珍しくなくなってきました。かくいう私もうつ病ではないのですが、パワハラでメンタルをやられて休職を経験したことのある身です。

そんなストレス社会、ご自身の家族がいつうつ病になるかわかりません。実を言うと、私の父母は二人ともうつ病です。幸いにして、10年近くをかけて緩やかに回復に向かっています。今日は、うつ病も含めた精神疾患が家族に降り掛かったとき、どのように対処をすればよいのかについて書いてみます。

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原因を探さない

うつ病も含め、精神疾患は辛い病気です。病気の種類によって症状はさまざまですが、共通しているのは、自分自身への強烈な嫌悪感や罪悪感です。この嫌悪感や罪悪感が外に向いて暴力行為になってしまう方もいらっしゃいます。

ご家族は

  • なんでこんな事になったのだろう?
  • 何が悪かったのだろう?
  • どうすればよかったのだろう?

と、ご自身を責めてしまいがちです。とても苦しいからこそ、原因をさがして、解決したくなるんですね。

しかし、この行為はあまりおすすめしません。というのも、精神疾患の原因は複雑で、しかも誰もがなりうるものであり、原因を追求しても病気は治らないからです。

ですから、まず最初に原因を探すのをやめましょう。ありのままの患者さんを受け入れてあげてください。

どんな話でも肯定して受け入れる

精神疾患になると、情緒が不安定になったり、怒りっぽくなったり、逆に猛烈に落ち込んだり、ジェットコースターのように精神状態が変化します。

このような場合、ご家族は心配のあまり、あれこれ気をもんで話しかけたり、逆に距離をおいたりして知っまいがち。でも、患者さんが発する言葉(たとえ暴力的なものであっても)は、心の叫びなのです。ご家族であればこそ、まずは「どんな話でも受け入れて」あげてください。

健常者の方でも、肯定されたら嬉しいですよね。みんなが周りに受け入れてもらいたいと思っています。だから、おなじように、どんな話でもゆっくり聞いてあげてください。私は父や母からの電話では1時間近く話しを聞いています。それによって父や母の気持ちの整理がついてくるのがわかるからです。

一般的に考えたら反論したくなることを言うこともあります。でも、相手は病気なのです。心の病気。この心の病気は誰もがかかる可能性のある病気なのです。だから、もし自分がかかったらどうしてほしいかを考えて、すべてを受け入れて肯定してあげてください。

どのようなときに症状が悪化するかを観察する

ある程度、患者との付き合いがなれてきたら、ちょっと離れた目で見て患者さんを観察してみてください。精神疾患の症状に波があるのはお話しましたが、その波が高くなるときに共通して起こっている出来事などに注目してみるのです。

たとえば、よく言われるのは気圧の変化です。天気が悪くなるとうつ症状が悪化するという方はかなり多いようで、書籍「うつヌケ」でも気圧の変化によってご自身の精神状態の変化を知り、「あー明日は多分気分が沈むなぁ」とあらかじめ予想して、そのとおりに精神状態が沈んだら「まぁ、予想通りだから仕方ないよね」と割り切って前向きに病気と付き合う姿が描かれています。

気圧の変化は一例ですが、他にもなにか変化の要因があるかもしれません。対応になれてきたら、試してみると良いと思います。

患者さんと話の合うお医者さんを探し続ける

体の病気でもセカンドオピニオンが当たり前になっている現代、心の病である精神疾患に至っては、お医者さんとの相性は最も重要な要素です。私の父は、医者を4人変えました。医者も人間だから完璧ではないのはわかりますが、精神科の医者の中に、患者に心無い言葉を浴びせ、逆に悪化させてしまう人がいるのも事実なのです。

なるべく、心穏やかに接してくれて、適度な距離感を保ちながら、ちゃんと話を聞いてくれるお医者さんが良いでしょう。先に書いたように、「肯定してくれる」ことがポイントです。

相性のいいお医者さんと合うのはなかなか難しい旅ですが、根気強く続けてみてください。きっと患者さんに合うお医者さんが見つかります。

ご自身もかならず息抜きをする

精神疾患の方をご家族に持つとよくあるのが、世話や話を聞くのに疲れてしまって、健康だった方もいつの間にかうつ病などの精神疾患になりかけてしまうことです。

こうなってしまっては、元も子もありません。看病は必要ですが、入り込みすぎると、憂鬱の世界に引きずり込まれかねません。ある程度距離を取りながら、ストレスを感じたらかならずご自身も息抜きをするようにしてください。

ストレスを発散させる方法をいくつか持っておくと良いでしょう。たとえば私はストレスが溜まると一人カラオケに行って、1時間好きな曲を熱唱します。それだけで結構スッキリするものです。

適度な距離感を保ちながらも、肯定することを忘れずに、じっくり付き合っていきましょう。うつ病を含めた精神疾患は誰でも掛かる可能性があるのです。そして、一度かかると治るのに時間がかかります。手術で外科的には治りません。

だからこそ、周りにいる方、特にご家族のサポートがとても大事になってきます。歩み寄って、伴走者のような気持ちで気を長く持って付き合っていきましょう。かならず道は開けます。

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